【R&B コード進行】It’s Your Body By Johnny Gill

コード進行

90年代を代表するR&Bシンガーと言えば、Johnny Gill

彼もBobby Brown同様、New Editionでのグループとしての活動後にソロへ移行し大成功を収めた。

今回はそんなJohnny Gillの数々の名曲の中から1曲取り上げたいと思う。

Johnny Gillの代表曲

今回取り上げる曲のコードに移る前に、Johnny Gillの代表曲を2曲ほど紹介しておきたい。

いずれも極上のバラード曲だ。

動画はいずれもJohnny Gillの公式Youtubeチャンネルより。

「My, My, My」(1990)

「Let’s get the mood right」(1996)

今回取り上げる曲

今回取り上げるのは、フューチャリングにZapp & RodgerのRodger Troutmanが参加したこちらの曲だ。

「It’s Your Body」(1996)

ちなみに、曲中のエレクトリックなボーカルサウンドは、Rodger Troutmanのトークボックスという楽器によるもの。

コード進行

この曲のコード進行を取ってみるとこんな感じだった。

コード進行はあくまで筆者の耳にはそう聴こえるというもので、必ずしも原曲通りとはならない事を予め断っておく。

Key of C

|FM7|FmMaj7|Em7|Am7, G/B, CM7|
|Dm9, Em7|G7sus4|CM9|CM9|


考察

弾いてみると分かるのだが、なんだか上がったり下がったりするコード進行だ。

最初のFM7からEm7までは、コードの一番高い音であるトップノートがA-Ab-Gと移行したかと思うと、今度はAm7からEm7辺りまでベースノートがA-B-C-D-Eと移り変わっていく。

個人的に好きなのはFmMaj7というコードの使い方だ。FM7からEm7へ直接移行せずに経過音としてこのコードを間に挟む事で、いい感じに転調感が出ている。

それからG7sus4の部分もなかなかイケてる。このコードでパッと開けたような?感じがして、

最後のCM9でキレイに締まった感覚を得るというか、着地感が出ている。

90’sのR&Bの曲は4小節のコード進行を繰り返すものが多いが、

この曲は8小節の中でコードが流れるように移り変わっていくという点でユニークだと思う。

これをJohnny自身が作詞とプロデュースを行っているというのだから、

プロデューサーとしても、かなりのセンスの高さだ。

今日はこのくらいで。

オリマテ(Oriental Material)

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