記念すべき第一回目の投稿となる今回は、
自分の一番好きなミュージシャンの曲のコード進行について見ていきたいと思う。
その人の名前は、“Devante Swing“だ。
Devanteは90年代に活躍した男性R&Bグループ Jodeciのリーダーであり、
ほぼ全ての楽曲のプロデュースを務めたブレインでもある。
そんな彼が長いキャリアの中で、唯一ソロ名義でリリースしたのが
「Gin & Juice feat. Static Major」(1995)という曲だ。
フューチャリングとして参加しているのは、若かりし頃のStatic Major。
後にLil Wayneとのヒット曲「Lollipop」でかなり有名になるが、
元々はDevanteが束ねていた「Da Bassment」というクルーのメンバーのうちの一人だった。
このブログでは、
筆者がかっこいいと思う90年代を中心としたR&Bの曲を取り挙げ、
そのコード進行や構成ついて筆者なりの見解をツラツラ述べていくという形をとるつもりだ。
なので、この流れに沿ってさっそくこの「Gin & Juice」という曲を見ていきたいと思う。
コード進行
Key of Eb
|Cm7, Fm7|Cm7, Fm7|Cm7, Fm7|Cm7, Fm7|
いたってシンプルだ。
基本このツーコードから成る4小節をひたすら繰り返す構成となっている。
なお曲のキーはEbなので、上記のコードはVIm7とIIm7となる。
コード以外で注目したい点としては、サウンドのレイヤリングだ。
ずっと同じコードを繰り返していると、どうしても単調に聴こえがちなのだが、
ドラムの上に重ねた4-5つくらいの楽器の音を、曲のセクションごとに抜き差しする事で、
コードは同じままなのに曲の構成が変わったかのように聴こえるように工夫がされている。
自分でループの曲を作る時には参考にしたいテクニックだ。
最後に
さて、こうした感じで今後も筆者が個人的に好きなR&B曲のコードや構成について、
色々と書いていきたいと思っている。
ブログの内容は回を重ねるうちに変わっていく事もあるかもしれないが、
まずは細々継続していく事を目標に今後も更新していければと思う。
今日はこの辺りで。
オリマテ(Oriental Material)
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